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固定費と制度で、家計に「浮くお金」をつくる

楽天モバイルの株主優待で30GBもらっています|メイン回線を月1,078円まで落とせます

夫の2台目のスマホは月0円です。楽天グループの株主優待でもらった、30GBのeSIMを使っています。この優待のいいところは「1回線タダ」だけではありません。データをこちらに寄せると、メインの楽天モバイルを一番安い段まで落とせます。もらえる条件、実際にかかった時間、そして株を買うリスクまで書きます。

前に「夫は2台目のスマホも持っていて、また違う条件で使っています」と書きました。その話です。

夫の2台目は、月0円です。

楽天グループの株主優待でもらった、30GBのeSIMを使っています。

この優待、「1回線タダでもらえる」だけの話だと思われがちですが、本当においしいのはその先です。データをこちらに寄せると、メインの楽天モバイルを一番安い段まで落とせます。


何がもらえるのか

楽天グループの株主優待は、楽天モバイルの音声+データ30GB/月のプランが無料になるというものです。

第29期(2025年12月末時点の株主が対象)の条件は、公式サイトにこう書かれています。

項目内容
対象100株以上を保有する株主
権利付最終日2025年12月26日
通知書の発送2026年3月11日付
申込期間2026年3月11日〜5月15日16時59分
利用開始の基準日新規の株主は8月1日
内容音声+データ30GB/月を6ヶ月無料(継続要件あり)

持ち続ければ、合わせて1年です

「6ヶ月」と書かれていますが、持ち続ければもう6ヶ月延びて、合計1年になります。

条件は、2025年12月末と2026年6月末、その両方の時点で、同じ株主番号で100株以上を持っていること

いったん全部売って買い直すと株主番号が変わるので対象外です。つまり権利が確定した日だけ持って、すぐ売るということができない作りになっています。長く持つ人向けの制度、ということだと思います。

細かいけれど、引っかかりやすい条件

公式に書かれていて、見落とすと困りそうなものを拾っておきます。

  • 同じ楽天IDで、複数回は申し込めません(家族で何人分もまとめる、ということはできません)
  • 原則として18歳未満は利用できません。フィルタリングサービスの提供がないためです
  • 申し込みには楽天会員の登録が必要です
  • スマートフォンとマイナンバーカードがあれば、本人確認までオンラインで完結します
  • SIMを有効にする作業は、日本国内で行う必要があります

いちばんおいしいのは、メイン回線を下げられること

ここがこの記事の本題です。

楽天モバイルは、使った量で料金が3段階に変わります(税込・家族割なし)。

使った量月額
3GBまで1,078円
20GBまで2,178円
20GB超(無制限)3,278円

つまり、普段のデータを優待の30GBの方で使えば、メインの楽天モバイルは3GB以下で収まり、1,078円のままにできます。

  • 毎月20GBくらい使っていた人なら、2,178円 → 1,078円で月1,100円、年13,200円
  • 無制限の段まで使っていた人なら、3,278円 → 1,078円で月2,200円、年26,400円

優待でもらった回線が0円なだけでなく、もともと払っていた分まで下がります。 我が家の夫も、メインの楽天モバイルは3GB以下に抑えていて1,081円です。

1台にまとめるなら、デュアルSIMで

2台持ち歩くのが面倒なら、1台のスマホに2枚入れる(デュアルSIM)という手があります。優待の回線でデータを使い、メインの回線は通話と番号を残しておく、という形です。

このとき、メインを楽天モバイル以外にしておくと、もう1つ得があります。 会社が違えば借りている回線も違うので、片方が通信障害で止まっても、もう片方が生きています。

我が家が家族でわざと会社を分けているのも同じ考え方です。その話は4人家族5回線で月4,713円になりましたに、1台に2回線入れる運用はスマホ2回線は意味があるのかに書きました。


我が家の時系列

時期できごと
2025年12月楽天の株を購入
2026年3月優待の案内(通知書)が届く。専用サイトから申し込み
5月中旬から発送の予定実際に届いたのは6月中旬過ぎ
6月中旬過ぎ届いたのは申込書と、申し込み方法の案内。eSIMを選んだので、SIMカードは送られてきません
届いてすぐ案内どおりに登録したら、その場で使えるようになった

株を買ってから使えるようになるまで、半年かかっています。

3月に案内が来て申し込み、そこからさらに3か月待ちました。申し込んだら翌週に届く、という種類のものではありません。

なお公式には「新規お申込みの株主様のご利用開始基準日は8月1日」と書かれています。我が家は6月中旬過ぎから使えるようになりましたが、次回以降は8月からになる可能性があります。すぐに回線が必要な人が、これを当てにするのは避けた方がいいです。


eSIMだったので、待ち時間がありませんでした

カードのSIMが郵便で届くのを待つ必要がありません。案内どおりに登録したら、その場で回線が使えるようになりました。

我が家は下の子の回線もeSIMで、申し込んだその日のうちに使えるようになっています。急いでいるときのeSIMは強い、というのが2回やってみた感想です。


普通の楽天モバイルとは、中身が違います

同じ「楽天モバイルの30GB」でも、優待の回線は別物です。契約前に知っておいた方がいい違いを並べます。

項目優待の回線
通話アプリRakuten Link Office」を使います。国内通話と国内SMSは無料で、実際に問題なく使えています
楽天市場のポイントSPUの対象外。ポイントは増えません
30GBを超えたら最大200kbpsまで落ちます
データの追加購入できません
プラン変更できません(30GBのまま)
譲渡・転売禁止です。発覚したら利用停止になります
期間が終わったら自動的に解約されます。手続きは要りません

30GBを超えると200kbpsに落ちる、というのが普通の楽天モバイルとの一番大きな違いです。楽天最強プランには使用量の上限がなく、使えば料金が上がる代わりに速度は落ちません。優待の方は料金が上がらない代わりに、速度で止まります

残りは楽天側では見られないので、スマホ側で見ています

もうひとつ、知らないと戸惑うところがあります。あと何GB使えるのかを、楽天のアプリで確認できません。

最初はやり方が分からないだけだと思っていたのですが、公式サイトを見たらそもそも塞がれていました。株主優待のSIMは「データ利用明細の開示」が対象外と書かれています。

ただ、これは困っていません。スマホの設定にある「モバイルデータ使用量」を見れば、その月にどれくらい使ったかが分かります。楽天が出してくれる数字ではないので目安ではありますが、30GBに対してあとどれくらいか、を把握するには十分です。

「残量が見られない」と聞くと不安になりますが、実際に使ってみると、スマホ側で足りました。


今から欲しいと思っても、今年はもう間に合いません

第29期(2025年12月末の株主が対象)の申し込みは、2026年5月15日で終わっています。 いま株を買っても、この優待はもらえません。

次にもらうには、2026年12月末の時点で株主名簿に載っている必要があります。案内が届くのは翌年3月ごろ、申し込みはそこから、使えるようになるのはさらに先です。思い立ってから実際に使えるまで、半年以上かかると思っておいてください。


リスクは、通信ではなく株の方にあります

正直に書きます。我が家は買った時期が悪くて、いまは含み損です。

通信の条件がどれだけ良くても、株の値段は下がります。「タダで30GB」と聞くと得しかないように見えますが、実際には値下がりのリスクを引き受けたうえでの0円です。

そして株主優待は法律で決まっているものではありません。会社が方針を変えれば終わります。通信の優待はコストがかかるので、業績次第では見直される可能性があるものだと思っておいた方がいいです。

「優待があるから」という理由だけで株を買うのは危ないです。


それでも、リスクを取れる人には勧めたいです

そのうえで、我が家の考えを書きます。

株の値動きを引き受けられる人にとっては、この優待はかなり良い条件だと思っています。

  • 30GBの回線が0円
  • しかもメインの楽天モバイルを1,078円まで落とせる
  • デュアルSIMで別の会社と組み合わせれば、通信障害で全部止まるのを避けられる

30GBの枠は、通常料金なら月3,278円。年間で約4万円ぶんです。優待が今の形で続くなら、数年で、いま抱えている含み損に見合う計算になります。だから我が家は持ち続けています。

逆に、株の値下がりを受け入れられない人は、手を出さない方がいいです。スマホ代を下げたいだけなら、まず契約しているプランを見直す方が先です。そちらは4人家族5回線で月4,713円になりましたに書きました。


まとめ

  • 夫のサブ機は、楽天グループの株主優待でもらった30GBのeSIMで月0円
  • 条件は100株以上持ち続ければ合計1年(12月末と6月末の両方で同じ株主番号)
  • 優待の30GBにデータを寄せれば、メインの楽天モバイルを1,078円まで落とせる。20GB使っていた人なら年13,200円、無制限の人なら年26,400円
  • デュアルSIMで楽天モバイル以外と組めば、片方が止まってももう片方が生きる
  • 違いは、30GB超で200kbps・SPU対象外なこと。残量は楽天側では見られませんが、スマホの「モバイルデータ使用量」で把握できます
  • 🔴 リスクは株価。我が家はいま含み損です。値下がりを受け入れられる人向けの話です

※優待の内容・条件は2026年8月時点で楽天グループ公式サイトに掲載されているものです。優待制度は変更・廃止されることがあります。最新の内容は必ず公式サイトでご確認ください。株式投資はご自身の判断と責任でお願いします。