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楽天モバイル+LINEMO|スマホ2回線の意味は、容量を増やすことではありませんでした

夫のスマホには楽天モバイルとLINEMOの2回線が入っています。合計は月2,068円。2回線にして増えたのは容量ではなく、片方が圏外になったときの逃げ道でした。1社にまとめた場合の料金と比べながら、2回線が向く人と向かない人をまとめます。

夫のスマホには、回線が2つ入っています。楽天モバイルとLINEMOです。

合わせて月2,068円。1台で2社と契約している形になります。

こう書くと「2つ払うより1つにまとめた方が安いのでは」と思われるはずです。私も最初はそう思っていました。でも中身を聞いていくと、これは容量を増やすためではなく、片方がだめだったときの逃げ道を作るための形でした。

この記事では、我が家がなぜ2回線になったのか、1社にまとめたらいくらになるのか、そして今から同じ形は作れないという大事な注意点までまとめます。


夫のスマホの中身

回線プラン月額
楽天モバイルRakuten最強プラン(3GBまで)1,078円
LINEMOミニプラン(3GB)990円
合計2,068円

楽天モバイルは使った量で料金が変わるプランで、3GBまでなら1,078円です。20GBまで使うと2,178円、それ以上は無制限で3,278円になります。夫は3GBを超えないように使っているので、いちばん安い段のままです。

家族割を使えば1回線あたり110円引きになりますが、我が家は家族がみんな別々の会社なので使っていません。


1社にできなかった理由

料金だけを見れば、楽天モバイル1本にするのがいちばん安く済みます。通話も無料です。

そうしなかった理由は電波でした。

前に楽天モバイルは地下で圏外になる話を書きましたが、夫の行動範囲にはっきりと穴があります。JRの地下駅は問題なく繋がるのに、阪神・山陽電鉄の地下に入ると圏外になる。梅田の高架下も、奥に入ると厳しい。

通勤のたびに通る場所で圏外になるので、これは我慢でどうにかなる話ではありませんでした。


それでも楽天モバイルを解約しなかった理由

では楽天モバイルをやめて別の会社にすればいい、という話になりますが、そうしなかった理由が2つあります。

1つ目は通話です。 楽天モバイルはRakuten Linkというアプリを使えば国内通話が無料になります(アプリを使わずにかけると30秒22円)。おかげで夫は、通話オプションを1つもつけていません。ここを手放すと、代わりに通話定額を買うことになります。

2つ目は楽天市場のポイントです。 楽天モバイルを契約していると、楽天市場での買い物のポイントが上がります。エントリーが必要で、もらえるのは期間限定ポイント、上限は月2,000ポイントまで、という条件つきですが、我が家は楽天市場をよく使うので、ここも捨てられませんでした。

つまり夫にとっての楽天モバイルは、電波は不安だけれど、通話とポイントのために持っておきたい回線でした。


だから、役割を分けました

楽天モバイルLINEMO ミニプラン
通話無料(Rakuten Linkアプリ)30秒22円(有料)
電波生活圏と地下に穴がある安定している
使い切ったあと3GBを超えると料金が上がる990円のまま最大300kbps

見ていただくと分かりますが、片方が苦手なことを、もう片方が得意にしています。

  • 通話は楽天モバイルから。無料なので通話料はかかりません
  • ふだんのデータはLINEMO。電波が安定しているのはこちらです
  • ただし電波が良いところでは、あえて楽天モバイルの方を使います。LINEMOのギガを減らさないためです

3つ目が地味に効いています。2枚あると、どちらのギガも余らせずに使い切れるので、合わせて6GB分をこの値段で持っていることになります。


切り替えは、自分では何もしていません

2回線と聞いて、いちばん気になるのは「面倒じゃないの?」だと思います。私もそこを聞きました。

答えは、自動で切り替わるでした。

地下に入って楽天モバイルが圏外になると、そのままLINEMOの方に繋がります。夫が設定を開いて切り替えているわけではありません。SIMを入れ替える必要もなく、1台のスマホに2枚入っているだけです。

ここが分かってから、私も「それなら悪くないな」と思うようになりました。手間が増えないなら、保険としては安いからです。


1社にまとめると、いくらになるか

比べてみます。同じ「通話し放題」と「3GB」で揃えた場合です。

月額中身
今の2回線2,068円通話無料+3GB+3GB+2社の電波
LINEMO 1本にする2,640円3GBまで990円+通話定額1,650円
楽天モバイル 1本にする1,078円通話無料+3GB。ただし圏外は解決しない

料金だけを見れば楽天モバイル1本がいちばん安いです。でもそれは、圏外になる問題を我慢するという条件つきの安さです。

一方で、通話し放題をLINEMO1本で作ろうとすると、通話定額の1,650円が乗って2,640円になります。2回線の方が572円安く、しかもギガは倍あって、電波も2社ぶんあるという結果でした。

「2つ契約すると高くなる」という思い込みが、ここで崩れました。


使い切っても990円のままでした

LINEMOのミニプランは、3GBを使い切ったあと最大300kbpsの低速になります。料金は990円のままで、追加で請求されることはありません。

夫はこの低速の状態でも動画が再生できて、サイトもなんとか見られたと言っていました。同じことは上の子のIIJmioでも起きていて、300kbpsは意外と使えるという記事にまとめています。

使い切ったら止まるのではなく、遅くなるだけ。 これが分かっていると、少ないギガのプランを選びやすくなります。


ただし、今から同じ形は作れません

ここがこの記事でいちばん大事なところです。

夫が使っているLINEMOのミニプランは、2024年7月29日で新規の受付が終わっています。 今から申し込むことはできません。

代わりにある「ベストプラン」は、仕組みが違います。

データ量月額
3GBまで990円
3GBを超えて10GBまで2,090円
10GBを超えると最大300kbps

3GBを超えると、自動的に2,090円の段に上がります。 つまり「3GBを超えたら低速で粘って990円のまま」という夫の使い方は、ミニプランを持っている人にしかできません。

同じつもりで契約すると、月々の支払いが倍近くになることがあります。ここは正直に書いておきます。

今から2回線を作るなら、片方は使い切っても料金が上がらないプランを選ぶのが条件になります。


2回線が向く人・向かない人

向いている人

  • 生活圏に電波の穴がある人(地下・建物の奥・職場など、決まった場所で困っている人)
  • 通話が多くて、通話定額に毎月お金を払っている人
  • 片方の会社をポイントなどの理由で手放したくない人

向いていない人

  • 今の1社で困っていない人。困っていないなら、増やす意味はありません
  • 支払いや設定の管理を増やしたくない人。回線が2つあれば、請求も2つ、解約の手続きも2つになります

我が家の場合は、夫だけが2回線で、私と子どもたちは1回線ずつです。全員がやる必要はまったくありません。


まとめ

  • 夫のスマホは楽天モバイル(1,078円)+LINEMO(990円)の2回線で月2,068円
  • 2回線にして増えたのは容量ではなく、片方が圏外になったときの逃げ道
  • 通話は無料の楽天モバイルから、ふだんのデータは電波が安定しているLINEMOから。切り替えは自動
  • 同じ内容をLINEMO1本で作ると2,640円。2回線の方が572円安かった
  • 🔴 ミニプランは新規受付が終了済み。 後継のベストプランは3GBを超えると自動で2,090円に上がるため、同じ使い方はできません

スマホの料金は、会社を変えることばかり考えてしまいますが、1台に2枚入れて役割を分けるという方法もあります。とくに「電波は不満だけど、やめたくない理由がある」という人には、選択肢になると思います。

もう1つ、夫は別に2台目のスマホも持っていて、そちらはまた違う条件で使っています。その話は長くなるので、別の機会に書きます。

※料金・サービス内容は2026年8月時点のものです。変更されることがあるので、契約前に必ず公式サイトでご確認ください。